デジタルラボラトリー研究会
新しい時代の実験室:自動・自律化とデータ駆動科学
実験室に大きな変革が起きています。機械学習とロボット技術の進化により、「自動的・自律的に」実験を進めることが広まってきました。その技術に、計算シミュレーション、マテリアルズインフォマティクス、そして、人間の勘・コツ・経験・知恵を組み合わせることにより、研究開発の進め方が大きく変化することは確実です。私たちがこの変革を先導するための戦略・戦術を描き、それを力強く実行します。
ロゴに込めた思い
このロゴには、デジタル化の進展を象徴する「D」の文字が重なり合い、ラボのデジタル化を強く推進する意思を力強く表現しています。「D」をモチーフにした矢印は、「前へ」進む精神を強調し、デジタルラボラトリーが目指す「新物質や新機能の開拓」への決意を示します。
一本の流れるようなラインで描かれたこのデザインは、様々な機器、ロボット、機械学習技術、そしてデータが、人間の勘・コツ・経験・知恵と結びつき、「システム化」することの大切さを強調しています。研究の始まりから終わりまで、多様な人々や要素を一貫して結びつけることの重要性を表しています。
このロゴは、AIとロボット技術を駆使した自動・自律的な実験システムの構築とその進化を背景に、未来へと進む研究会のビジョンと目標を示しています。
Latest updates
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2024.10.01
第6回デジタルラボラトリー見学会が10月15日に開催されます。是非ご参加ください。→終了しました
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2024.5.20
「計測分析装置の分析データ共通フォーマット」のJISが本日付で公示され、JISとして成立しました。日本産業標準調査会データベース (JIS規格番号 K0200) にて、JISを閲覧していただくことが可能です。
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2024.4.30
東京化学同人より、一杉太郎 編『マテリアル・機械学習・ロボット(現代化学増刊48)』が発売されます! 進化するマテリアルズ・インフォマティクス (MI) について、基礎や最新動向、具体的な活用事例が紹介されています。
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2024.4.30
第5回デジタルラボラトリー見学会が6月6日に開催されます。是非ご参加ください。
(5/27追記) 満席のため申し込みを締め切りました。 -
2023.11.6
日本学術会議主催の公開シンポジウム「研究の自動化とAIが切り拓く科学と社会」での講演が、YouTubeにてアーカイブされています。
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2023.10.23
ロボットとAIを用いて機能性セラミックスの化学焼結プロセスの条件探索を高速化する技術が、産総研により開発されました。
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2023.9.22
JISの意見受付公告にて、分析データの統合と利活用を推進するための共通データフォーマット(規格番号:JISK0200)の技術情報が開示されています。デジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けての活用が期待されます。
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2023.8.29
論文"Autonomous exploration of an unexpected electrode material for lithium batteries"がACS Materials Letters にアクセプトされました。
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2023.8.21
公開シンポジウム「研究の自動化とAIが切り拓く科学と社会」が9月1日にハイブリッドで開催されます。是非ご参加ください。
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2023.8.3
デジタルラボ研究会(仮称)が9月から活動開始します!!会員募集中ですので、是非お申し込みください!
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これ以前の更新情報はこちらをご覧ください。