
デジタルラボラトリー研究会
新しい時代の実験室:自動・自律化とデータ駆動科学
実験室に大きな変革が起きています。機械学習とロボット技術の進化により、「自動的・自律的に」実験を進めることが広まってきました。その技術に、計算シミュレーション、マテリアルズインフォマティクス、そして、人間の勘・コツ・経験・知恵を組み合わせることにより、研究開発の進め方が大きく変化することは確実です。私たちがこの変革を先導するための戦略・戦術を描き、それを力強く実行します。
ロゴに込めた思い
このロゴには、デジタル化の進展を象徴する「D」の文字が重なり合い、ラボのデジタル化を強く推進する意思を力強く表現しています。「D」をモチーフにした矢印は、「前へ」進む精神を強調し、デジタルラボラトリーが目指す「新物質や新機能の開拓」への決意を示します。
一本の流れるようなラインで描かれたこのデザインは、様々な機器、ロボット、機械学習技術、そしてデータが、人間の勘・コツ・経験・知恵と結びつき、「システム化」することの大切さを強調しています。研究の始まりから終わりまで、多様な人々や要素を一貫して結びつけることの重要性を表しています。
このロゴは、AIとロボット技術を駆使した自動・自律的な実験システムの構築とその進化を背景に、未来へと進む研究会のビジョンと目標を示しています。
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2025.10.08
ソフトバンクGがABBのロボット事業を買収という記事が出ています
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2025.10.05
Periodic Labs が約3億ドルを調達し発足、「AI科学者を構築し、自律的な実験室を運営することを目指す」と発表
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2025.10.03
NVIDIAと富士通がロボット用AI基盤開発へ提携を拡大し、安川電機と協業を検討するという記事が出ています
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2025.9.27
Googleがロボット向けAI基盤モデルGemini Robotics 1.5を発表したという記事が出ています
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2025.9.24
ロングリーチの協働ロボット(UR8 Long)が発表されています
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2025.9.21
24時間稼働のデジタルラボラトリーに関して一杉先生の意見が引用された記事が出ています(日経 科学の扉面)
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2025.8.25
モジュール型ラボラトリオートメーションシステム(COBOTTA LAB Modules)が提供開始と発表されています
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2025.8.20
文科省がAIやロボットを使った24時間稼働の拠点整備をするという記事が出ています
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2025.8.06
KAIST(韓国科学技術院)がPOSCO社と共同でAIとロボットを使った自動実験ラボをはじめると発表しています
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2025.7.25
デジタルラボ研究会を支援している二つの工業会の専務理事が、最近開催された理事会・総会で退任しました
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2025.6.30
KIMS(韓国材料研究院)が材料研究用のAI駆動型完全自動システムを開発したと発表しています
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2025.6.24
「AIとロボット駆使、新材料を開発」の記事が日経電子版に掲載されました
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2025.5.16
「東大に協働ラボ設置 セラ材料研究自動化」の記事が化学工業日報に掲載されました
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2025.5.14
「デジタル技術と自動化・自律化で切り拓く化学・材料研究の新時代」のプレスリリースが行われ(東京大理学部)、協働ラボ設置の件が掲載されました